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カウボーイビバップ全巻 [アート]

先日誕生日を迎えたのですが、その時のかみさんからのプレゼントが、
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何と、カウボーイビバップのDVD全巻!メルカリでGetしたんだそうです。昨年がカウボーイビバップ放映25周年で、映画「天国への扉」の上映会があったり、声優さんのトークショーがあったり(これはYoutubeで拝見しました。面白かったです)、また久しぶりにオリジナルの映像みたいなーと思っていたので、超タイムリーなプレゼントでした。感謝感謝です。

ブルーレイでないので、ノートPCでも再生できます。自宅のノートPCは24インチディスプレイにつないで拡張画面で使用しているので、イヤホンで聴きながら24インチディスプレイで再生すると、結構臨場感あります(もちろんリビングの55インチで見ればもっと迫力ありますが、専有はできないので…)。1話から見始めたところですが、テレビ放映時と同様、次話の予告編が入っているのも良いです。しばらく楽しめそうです。
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東京都美術館 マティス展 [アート]

駅中のたいめいけんで腹ごしらえをして、
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久々に降り立ったのが、上野駅の公園口。
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猛暑の中、殺人光線のような陽の光を浴びながら向かったのが、
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上野動物園入口の右横にある、東京都美術館。お目当ては、
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約20年ぶりに開催された、マティス展。美術館に行くのも随分久しぶりです。

展示はロビー階(B1)、1F、2Fと3つのフロアに分かれていて、そのうち1Fだけが写真撮影可能でした。1F展示の代表的な作品を挙げると、
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1922年の、「ニースの室内、シエスタ」
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1935年の、「夢」
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1948年の、「赤の大きな室内」。年代が下るにつれて、構成がよりシンプルになり、色彩の主張がより強まっているように思えます。この後、晩年の有名な切り絵の作品群がある2Fに向かうのですが、残念ながらそこは撮影不可でした。2Fの順路の最後に上映されていた、ヴァンス礼拝堂の様子は、朝、昼、夕方の光の加減による礼拝堂の見え方の変化が良く捉えられていて、臨場感があり、とても印象的でした。一見の価値があると思います。

東京都美術館を後にし、さらに強くなった陽の光の下、上野駅まで帰ります。帰りは少し経路を変えて、
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噴水の横を通り、
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国立科学博物館の前を通り(ここは木陰が多くて良かったです)、駅まで帰りました。国立科学博物館は先日のクラウドファンディングで一躍有名になりましたが、我々も参加しました。来年、かはくオリジナル図鑑が来るのが楽しみです。学芸や文化に国がどこまで資金を投入するかが、その国の豊かさの一指標である気がしますが、その意味では日本は決して豊かではありません。民間のクラウドファンディングなどに頼らなくても、博物館や大学が十分やっていけるような、そんな下地作りをしてほしいと思います。
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伊58潜水艦の絵 [アート]

広島の実家には、亡父が炭で描いたモノクロの軍艦(戦艦大和や重巡利根)や軍用機(一式陸攻)の絵が、額に入れて飾ってあります。その多くは、私が小さいころから既にあって見覚えのあるものですが、一点だけ、見覚えのなかった絵が飾ってあります。それが、
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潜水艦の絵。艦橋にイ58と書いてあるので、終戦間際に米国の重巡洋艦インディアナポリスを撃沈した、伊号第58潜水艦と思われます。恐らく三つ折りにしてどこかに仕舞っていたのを広げて額装したようで、左にうっすらと、昭和三十七年十一月二日と読める縦書きの文字が見て取れます。親父の絵としては珍しく彩色が施されており、また画風がどことなく他の絵と違うような気もするので、他の知人が描いた絵かもしれません。

この絵がいつ飾られたかは、不明です。存在に気付いた時には、父は既に認知症で入院していたので、今となっては知る由もありません。もっといろんなことを若いうちに聞いておけばよかったと思っても、後悔先に立たず、そんなことを想い起させる絵です。
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「横尾忠則 タマ、帰っておいで」展 [アート]

金曜日、日本橋の西村画廊で開催中の、「横尾忠則 タマ、帰っておいで」展を見に行きました。場所は日本橋高島屋の道路向かいにあるビルの9階、エレベータを下りるとすぐの場所に画廊はあります。一部屋だけの比較的小さな画廊なのですが、その壁4面に、横尾忠則のかつての愛猫タマの絵が数十点、展示されていました(ギャラリーの方に確認したところ、写真撮影可とのことでしたので、何枚か写真を撮らせていただきました)。
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今年の春にそれらの絵を掲載した画集「タマ、帰っておいで」が発売され、その頃私も14年半連れ添った飼い猫を亡くして落ち込んでいた時期だったので、何か気持ちの通ずる部分を感じて、その本を買って繰り返し読んだのを覚えています。画集に載った絵が、ほぼ全て展示されていたのでは、と思います。
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画集を読んでいたので、どれも馴染みのある絵ばかりでしたが、カンバス上の油絵のタッチや、コラージュ的に絵に病院の薬袋や入院カードが貼ってあるのを目にして、やはり実物が持つリアル感は本とは全く違うな、と実感しました。

横尾忠則というと先鋭的なアートのイメージがありますが、その先鋭的な部分は影を潜め(かすかに散見されるところはありますが)、これらの絵からは作者の愛惜が素直に伝わってきます。タマが亡くなったのは2014年の5月ですが、6年以上たっても愛惜の思いは変わらないんだな、と感じました。おそらく、ペットを亡くした飼い主であれば、誰もが抱く共通の感情ではないかと思います。

金曜日の正午ごろ見に行ったのですが、先客は男の人一名だけ、その方も程なく退出されたので、途中から貸し切り状態でした。これらの絵を静かに、じっくり鑑賞できたのは本当に良かったです。展示は19日まで開催(入場無料)ですので、お近くで興味のある方は、是非どうぞ。平日がお勧めです。
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Animals in Yokosuka [アート]

今年は余りの猛暑に帰省を取りやめ、珍しく自宅で過ごす夏休みです。
今日は車で横須賀美術館に出かけました。
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夏らしい眺めの広がる美術館前の景色を見ながら、今日観に行ったのは、
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三沢厚彦の動物の彫刻展、Animals in Yokosuka。三沢厚彦は、2000年からクスノキを彫り出した動物の彫刻、Animalsシリーズを作り始めたそうで、その主だった作品が展示されています。館内に入ると早速出迎えてくれたのが、
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大きな白くまの彫刻。ロビー右手の壁には、
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彫刻の下絵とも言えるような、動物たちの絵。そしてその横には、
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雄山羊。白くまを挟んでロビー左手には、
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ユニコーンの彫刻。どれもほぼ等身大の大きなもので、骨格や筋肉のつき方はかなり本物に近いのですが、その一方で、リサ・ラーソンの作品に通じるようなユーモラスなデフォルメ感も少しあったりして、独特の存在感があります。写真撮影可能なのはロビーの作品だけでしたが、展示室内ではカエルや小鳥といった小さなものから、ライオンやヘラジカ、麒麟といった大型の作品まで、「リアルなんだけど架空の生物」的な世界を堪能することができました。面白かったです。

美術館のレストランは待ち行列が出来るほど混んでいたので、すぐ近くの観音崎京急ホテルに移動。
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ここのレストラン「浜木綿」で、ランチバイキングをいただきました。ここも混んではいましたが、幸い空席があり、待たずに入れました。5~6種類のカレーを始め料理の種類が豊富で、どれも美味しかったです。が、ちょっと食べすぎてしまいました。。
レストランの窓越しには、
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プールサイドと、走水の海と、青い空。こんな夏らしい風景も随分久しぶりに見る気がします。
久々の「夏休み」らしい、一日でした。
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こいのぼりなう!@国立新美術館 [アート]

印象派展のあった1Fから、エスカレータで2Fに移動。人であふれた1Fとは違い、2Fは人もまばらで静かでした。
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映画「君の名は」のデートシーンで一瞬登場したレストランも見えます。

この2Fで開催されているもう1つの企画展が、
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こいのぼりなう!入口を入ると、
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布地で作られた300匹ものこいのぼりが、広大な展示室の中を回遊していました。
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こいのぼりはそれぞれ違う布地で作られており、同じものは一つもありません。
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入口から入ってきたこいのぼりは展示室を一周して、
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出口に向かって泳ぎ去るような、そんなレイアウトになっています。

館内には潮騒にも似たBGMが流れ、天井の照明は時々刻々変化します。展示室のそこかしこには、自由に形が変わる柔らかなクッションが置いてあり、クッションを選んでそこに寝そべって、ぼんやり上を眺めると、何だか自分が水底にいて、水面や回遊する鯉のぼりを観ているような、そんな錯覚にとらわれます。場所を変えて寝そべると、また違った景色が見えてきます。何か癒しの力を持つような、ある意味1Fの印象派展よりも印象に残るような、そんな展示でした。

入口の白いこいのぼりが様々に色を変えながら、最後に黒いこいのぼりになって出て行く様は、何かを示唆しているようにも見えますが、そこにはいろんな解釈の余地がある気がします。久々の良いアート体験でした。
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ビュールレ・コレクション@国立新美術館 [アート]

この間国立新美術館の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を観てきました。トリエンナーレ以外で美術館を訪れるのは随分久しぶりです。ビュールレ・コレクションはスイスの実業家ビュールレが生前収集した絵画コレクションで、今回その全点がチューリヒ美術館に移管されるにあたり、その前に日本で展覧会が開催されることになったそうです。

今回展示された64点の約半数は日本初公開だそうで、アングルに始まり、ドラクロワから、マネ、ピサロ、シスレー、モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンといった印象派、そしてブラック、ピカソといったキュビズムに至るまでの、錚々たる画家たちの作品が展示されていました。

絵を間近で見ると、油絵の筆のタッチなどが生々しく伝わって来ます。特にゴッホの「花咲くマロニエの枝」は筆使いから来る立体感が強く、印象に残りました。巨匠たちの絵を直接見るという体験は、やはり貴重なものでした。

そして、展示会の中で唯一写真撮影可だったのが、
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モネの「睡蓮の池 緑の反映」。幅4m程もある大作です。作品の前は黒山の人だかりで、静謐さを味わう術もありませんでしたが、20年以上前に行ったオランジェリー美術館の睡蓮を思い出しました。またオランジェリーに行きたくなりました。

国立新美術館でのもう一つの企画展、「こいのぼりなう!」も素晴らしいものでした。次に紹介します。
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横浜トリエンナーレ2017(1) 横浜美術館 [アート]

みなとみらいMARK ISのいしがまやハンバーグで
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ふっくら熱々のハンバーグで腹ごしらえした後向かったのが、
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横浜美術館。ここでは今横浜トリエンナーレ2017が開催中です。早速入口にはアイ・ウェイウェイの作品が。救命ボートが壁面に飾られ、入口には救命胴衣の柱が。
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救命胴衣は実際に難民が使用したものだそうで、なぜかほとんどがYAMAHA製。欧州の難民問題を考えさせられる作品です。中に入ってすぐ目につくのが、
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ジョコ・アヴィアントの作品で、インドネシアの竹で作られた巨大なしめ縄のようなオブジェ。真中の空間は高さ2m以上あり、大人が十分くぐれます。圧倒的な存在感です。そこから館内巡りを始めます。

これはマップオフィスの作品。
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主に貝殻で作られたものですが、作品の彩をなしているのは海に捨てられたゴミの数々。
これもマップオフィスの作品で、
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一見色覚検査の模様ですが、これ全てバフンウニの貝殻で出来ています。

現代アートのコラボレーションエリアを経て、
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タチアナ・トゥルヴェの難解なオブジェ(これらは家を表わしているんだそうです)の部屋を通り、
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目についたのが、少し大きめのカレンダー。
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ロブ・プルイットの「スタジオ・カレンダー」で、よくよく見ると、
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著名人の誕生日や社会現象が日ごとに織り込まれています。

これはアン・サマットの「酋長シリーズ」の一作。
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見事な伝統工芸品のように見えますが、よくよく見ると使われている材料はワッシャや基板部品など、工業製品や現代の日用品だったりします。
これは畠山直哉の写真。
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津波で廃墟と化した街にかかる虹が、何とも印象的でした。
壁に突如出現した、数々の人の顔。
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マウリツィオ・カテランの作品。思わず見入ってしまいます。
そして、風間サチコの展示エリア。
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何かこう、心の中に不安のさざ波を立てられるような、そんな作品群です。
カラフルな積み木の部屋を通り、
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ちょっとユーモラスな熊たち。
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これはパオラ・ピヴィの作品です。そして、デザイン工房のようなこの部屋は、
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オラファー・エリアソンのワークショップ。

以上が今回個人的に気になった、「何だろう?」と心を動かされた作品群です。ここの作品にはそれぞれ背景やメッセージがあり、ガイドブックを事前に読んで回ればもっと奥深い体験ができるのかもしれません。残りの赤レンガ会場に行く時は、ガイドブックでちょっと予習していこうと思います。
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La Strada Graz 2017 [アート]

先週Grazで仕事を終え、ホテルに帰る途中で見かけたのが、
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建物の壁から生えてきたような椅子に、梯子をかけて人を座らせている光景。
街を歩くと、他にも
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他にもここかしこに、

いろんな場所で壁から生えた椅子に座っている人が。これはこの週Grazで開催されている"La Strada Graz"というアートイベントの一環の、ストリートアートでした。見かけた人が「あれ?何?」と思うような意表のつき方が、ストリートアートならではの醍醐味です。

さらに街をぶらぶらすると、路面電車の線路あたりに、何やら人だかりが。
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近づいてよく見ると、
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普通の建物のバルコニーが、寸劇の即席会場に。見ている観衆が時々笑いに包まれていたので、コメディー的なものだったのかもしれません。これもアートイベントの一つだったようです。

夏の夕方の街中が、アートな仕掛けであふれる、なかなか粋なイベントでした。そういえば今年は横浜トリエンナーレの年。調べると8月4日にもう開幕しているんですね。こちらも行くのが楽しみです。
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2015 アドベントカレンダー [アート]

出張記の途中ですが、ここで一つ別の話題を。
出張中に現地の人から、「この時期はアドベントカレンダーが出ているから、お土産に買って帰れば?」と言われ、馴染みのないものなので何ですかとたずねると、クリスマスに向けてカウントダウンするためのカレンダーなんだそうです。本屋でもスーパーでもどこでも売っていると言われ、帰国前の移動日に捜してみると確かにたくさんありました。

今回は2つほど買って帰ったのですが、そのうちの一つがこちら。
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これはGraz駅のSPARで売っていた、Milkaというお菓子メーカーのアドベントカレンダー。12月の日付の付いた扉が付いていて、日が経つ毎に一枚づつ開いていく仕組みです。扉を開けてみると、
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扉の内側にはドイツ語の質問が書いてあり、中には小さなお菓子が。お菓子の中身は、
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チョコレートでした。アドベントカレンダーの最後は12月24日で、扉を全部開けると、
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こんな感じです。中央の24日の扉だけ両開きのものでしたが、そこにはチョコが2つ入っていました。こちらは子供が喜びそうなカレンダーです。

もう一つは、Graz駅中の本屋さんで見つけたアドベントカレンダー。
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B5とA4の中間のサイズくらいの、小さなカレンダーですが、写真を撮って気付いたのが、書いてある絵が非常に精細に出来ていること。上下の写真は高解像度なので、クリックして確認してみて下さい。そして全ての扉を開けると、
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一つ一つの扉の中に丁寧に描かれた精細画、そして中央下の24日の扉には、イエス・キリスト生誕の絵が描かれていて、まさにアドベントカレンダーらしい絵柄です。欧米の人はこのカレンダーで「もういくつ寝るとお正月」的に、クリスマスを指折り数えて楽しみにしているんでしょうね。どちらも良いお土産となりました。

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