SSブログ

F6Fヘルキャットの絵 [絵]

久しぶりにPowerPointで絵を描きました。今回の対象は、昔の戦闘機、F6Fヘルキャットです。元絵は2005年に、米国パームスプリングスの航空博物館(Air Museum)で撮影した写真です。
20230826 F6F picture.jpg
これをもとに、2021年の8月から絵を描き始めました。

基本は今まで同様、形を多角形要素でなぞって、色を付けていくだけなのですが、これまで描いた風景画、猫、車と違って要素数がとんでもなく多いのと着色の難しさで、時間がかかりました。描いても描いても全貌が見えないので、根負けして途中で中断することも多く、結局完成までに2年かかりました。描画の様子をダイジェストでまとめた動画を作りましたので、ご参考まで。等速で見ると結構かったるいので、倍速で飛ばして見ていただければと思います。

最も苦労したのが、翼を折りたたむメカの部分。ここはあまりにも細かいので、別に拡大写真を用意してそこで描画した後、描いたものを縮小して元絵に貼りました。動画にもその辺のプロセスを少し紹介しています。

こうしてできた絵がこちら。
20230826 F6F at Palm Springs 2005.jpg
最初は背景の山も再現を試みたのですが、難易度が高く、とても仕上がりそうになかったので、今回は機体の描画まででギブアップです。こうして見ると、機体の出来はまあまあかな、と思います。

難しい絵に懲りたので、次はもっと易しい、昔の車を描く予定です。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

PS13シルビアの絵 [絵]

前のエッセイ「十国峠」で載せたシルビアの絵、これもPowerPointで作りました。

作り方はいつもと同じ、ベースの写真を用意します。
20210815 PS13-1.JPG
これは2011年の年明け、まだシルビアに乗っていたころに七里ガ浜で撮った写真です。
これをPowerPoint上でなぞって、各パーツの輪郭を作ります。
20210815 PS13-2.JPG
パイロンはネットの写真をコピペして、車の縮尺に合うようにサイズを調整しました。
次に、各パーツに色を乗せ、追加の書き込みも行います。
20210815 PS13-3.JPG
実はQ'sのエンブレムやエンブレム下のTWIN CAM 16VALVESも書き込んでいます。
20210815 PS13拡大図.jpg
が、小さすぎてパワポをJPEG化する段階でつぶれて見えなりました。。残念。
エッセイがジムカーナ練習の内容だったので、パイロン周りをスピンターンする感じを出すために、車を少し右にロールさせました。これがエッセイ掲載の絵です。
20210815 PS13-4.JPG
ただ、車両のロール軸と絵の回転軸が合っていないので、ロールの仕方がちょっと微妙ですが、まあ仕方ありません。

かつての愛車を描くことは、思い入れもあり、やはり楽しかったです。次は、パワポで昔の飛行機でも描いてみようかなと思います。時間がかかるので、いつ完成するかはわかりませんが。。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

夕富士 [絵]

久しぶりに、PowerPointで描いた絵を完成させました。11年前の夏の終わりに、葉山のある場所から撮影した夕富士の写真をベースに作ったものです。
Evening Fuji.jpg
私にとっての、夏の思い出の風景です。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

猫の絵 [絵]

三月末に、15年近く生活を共にしてきた飼い猫のナツが亡くなりました。心にぽっかり空いた大きな穴は、未だに埋めようがありませんが、せめてもの供養になるかと思い、彼女の絵を描いてみました。使用したのは前回の風景画と同様、Microsoft PowerPointです。

元絵は、5年前の写真。まだ病気になる前の、元気なころの一枚です。
ナツ-1.jpg
同じ色の部分を一つのパーツとしてとらえ、輪郭を作ります。
ナツ-2.jpg
写真を見ながら、各パーツに色を乗せていきます。
ナツ-3.jpg
少し猫らしくなってきました。首輪の白いドットは、図形だと描けないので、文字の「・」を白文字として埋め込みました。ここにひげとか、毛先とか、細かな部分を書き加えます。
ナツ-4.jpg
ひげを描きこむのは比較的簡単でしたが、耳毛とか、身体全体のふわふわな毛先を描くのは難しいです。十分ではないですが、今の自分の技術でできる範囲で描いた、というのが正直なところです。

毎日数分ずつ書いて、仕上げるのに3か月以上かかりましたが、何とか初盆に間に合いました。印刷して額に入れて、写真を撮ったナツの居場所に飾っておこうと思います。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

PowerPointで風景画 [絵]

コロナウィルスで在宅時間が増えたから、というわけではありませんが、MicrosoftのPowerPointを使って風景画を作ってみました。PowerPointはプレゼンテーション資料作成ツールで、本来描画ソフトではありませんが、長年仕事で使い慣れているので、これを使うことに。

まず原画です。
202001-05 葉山富士 making1.jpg
これは9年前の冬に、葉山港から撮った写真をトリミングしたものです。

最初に思い付いたのは、同色部分のパーツを切り絵の要領で作り、それを遠景から近景の順番で重ね合わせることでした。
202001-05 葉山富士 making2.jpg
各パーツは、多角形要素を作る要領で、写真の原画をなぞっていく形で作ります。全ての作業はマウスで行いました。要素を作った後、塗りつぶしの色を決めていきます。そして、それらを写真と同じ配置に組み合わせてみたのですが、
202001-05 葉山富士 making3.jpg
うーん、何かべた過ぎて、作りたいイメージのものと随分違います。色については、透明度を変えると色選択の幅が大幅に増すのですが、そうすると遠景が透けて見えてしまいます。

仕方がないので、各パーツの作り方を、お互いが重ならないように作るやり方に変更して、色の透明度とグラデーションもコントロールする方法に変えてみました。
202001-05 葉山富士 making4.jpg
パーツの多角形点数が増えるので、パーツ作成の作業時間は倍以上、お互いの稜線が完全に重ならない部分は頂点の編集で修正をかけるので、その手間も面倒です。が、大分イメージに近い色合いを作ることができるようになりました。これらに小舟や波や、細かな部分を書き足して作ったのが、こちらです。
202001-05 葉山富士 making5.jpg
今回一番大変だったのは、波の書き込みです。一つ一つの波は多角形要素か線要素で作るのですが、書いても書いても空間が埋まらない、そんな印象です。コピペで大量生産も考えましたが、パターンが単調になるのでは、と思い今回はしていません。波の感じがまだ不自然なのと、細部の作りこみをどこでやめるか(写真の忠実な再現を目指してるわけではないので)、その辺が課題です。ただ、PowerPointでもそれなりに絵が描けることはわかったので、追々別の絵にもトライしてみたいと思います。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アート