京都 東寺

先月、出張で京都に行きました。近鉄京都線に乗るのも随分久しぶりです。

打ち合わせは夕方前に終わったので、帰りに東寺駅で下車して、東寺に行ってみることに。

東寺は世界遺産の文化財の一つです。ここに来るのは中学の修学旅行以来（・・・何年前？）。

東寺の前の、堀伝いの通りを歩いて、

南大門から境内に入ります。入って右手に折れ、まず向かったのが

京都のランドマークでもある、国宝、五重塔。高さが55mもあり、木造建築としては日本一の高さ。近くからだと巨大すぎてフレームアウトしてしまうので、やや遠くからでないと全景が入りません。曇天の夕方ということもあり、吸い込まれそうな黒い柱のような印象が残りました。続いて向かったのが、

金堂。ここには薬師三尊が安置されています。そして、

講堂。ここには大日如来を中心とした立体曼陀羅が安置されています。どちらもほの暗く天井の高い広い堂内に見事な仏像が並んでいて、数百年前にタイムスリップしたような、そんな雰囲気です。堂内には外国からの観光客も多数来られていましたが、多くの人が堂内の隅に腰掛けて、長い時間静かに仏像を眺めていました。彼らをそうさせる何かが、そこにはあります。特に立体曼陀羅は、圧巻でした。
堂内は残念ながら写真撮影不可ですが、こちらのホームページで金堂、講堂の仏像の様子を垣間見ることが出来ます。良く出来たページですので、是非ご覧ください。
http://www.toji.or.jp/

新幹線で帰るのが夜になったので、夕食は車内で、

京都駅で買った、「はもちらしごはんと京都のおばんさい」弁当。

ピンぼけですが、おいしくいただきました。旅の楽しみの一つです。

修学旅行の時は、正直ありがたみがわからなかったですが、ある程度年をとって訪れる寺社はなかなかいいものでした。機会があれば、またどこか行ってみようと思います。