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ストックホルム(2) [二度と行けなさそうな場所]

ストックホルム周辺の印象は、「岩の街」。いくつかの幹線道路は岩盤をくりぬいて作られていて、郊外に出ると、岩場の上に森林が延々と連なっているような、そんな風景が多かったです。一度12月に訪れたことがありますが、この時は3時過ぎくらいから真っ暗になり、緯度の高さを実感したものでした。

また、当時取引していた小さな企業の夏休みが40日もあって、その間仕事の連絡がとれないことに絶句したり(反面羨ましいとも思いましたが…)、多くの人々が自動車と同じようにクルーザーなどの船を所有していて(確か駐船料も年間1万円程度、日本のマリーナとはえらい違いです)、夏になると舟遊びに興じることが普通など、日本にはない生活の豊かさをいろいろ痛感したことも、印象に残っています。

ストックホルムでもう一つ印象に残っているのが、一度だけ宿泊したことのあるHotel J。このホテルはストックホルム東部郊外のNacka Strandという海辺の町にある、比較的小さなホテルです。ホテルに到着したのが早春の夜だったのですが、チェックインしたロビーにはほの暗い中、暖炉の火が赤々と燃えていて、欧州に来たんだな、と改めて感じたことを覚えています。

部屋の仕立ては、北欧らしさが良く表れているインテリアとデザイン。
Stockholm07.jpg
ベッドには普段使う習慣のないバスローブが置いてあったり、
バスルームもお洒落なデザインだったり、
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出張でただ泊まるだけではもったいないような、そんなホテルでした。

翌朝、外に出て近くを散策。中庭から見た当時のホテルの眺めです。
Stockholm09.jpg
ホテルのすぐ傍には、穏やかな海辺の景色が広がります。
Stockholm10.jpg
まだ早春だったので、少し寒々しい色合いではありますが。

このホテルは、現在でも営業しています。興味のある方は、下記をどうぞ。
http://eng.hotelj.com/

最後に、空港の売店で買った、ABBAのアルバムです。
Stockholm11 ABBA The Album.jpg
ABBAのアルバムで一番有名なのは、"Dancing Queen"が入っている"Arrival"だと思いますが、それではなく、個人的に思い入れのある"The Album"。ケースに残っている値札は、当時どうやっても取れなくて渋々残したものですが、今となってはこれもいい想い出です。

ストックホルム、出来れば気候のいい夏至あたりにまた訪れてみたい気はしますが、恐らく機会がないでしょうね。。。
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