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黄金町バザール 2012 [アート]

黄金町バザール、見に行ってから随分時間が立ってしまいましたが、気になった作品をいくつか紹介したいと思います。

まず、マイケル・ヨハンソンの作品。
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小串スタジオの路地裏に、家具や家電がジグソーパズルのように、整然とはめこまれています。

これは、作品ではないかもしれませんが、工事用フェンスに飾ってあった、某ブランドのパロディ。
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良く出来ています。

続いて、ちょっと逆光で見えづらいですが、吉野ももの作品
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何か奥行きのある入口に見えますが、家の壁に描かれたトリック・アートです。

続いては、中谷ミチコの「鳥の部屋」。
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壁に書かれている鳥は、絵ではなくて、
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拡大してもわかりづらいですが、壁に鳥の形を彫り込んで、そこに透明なガラス質のものを流し込んで作ったレリーフです。これは綺麗でした。

こちらは、TETTAの三十三間堂プロジェクト。
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これ、一枚一枚が、人にメークを施して作った、写真です。。

お次は、中国のアーチスト、王晋の作品。
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鋼板で作った紙幣のオブジェが、結構インパクトありました。

続いて、ロバート・グチャレスの作品。
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瓶一本一本に独自の装飾が施されているのですが、清涼感のある雰囲気が良かったです。

これは、実験映画作家、伊藤隆介の作品。
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小さな他愛もないミニチュアを超小型カメラを動かしながら撮影すると、緊迫感のある映像として迫って来ます。人間の物事の認識って、実はこれに似てるんじゃないか、と、考えさせられる作品でした。

最後は、途中立ち寄った、Cafe☆。
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小さな小さなカフェですが、奥の部屋に仕掛けがあります。
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満点の星が広がるような座敷で、これは2009年の作品を、そのままカフェの部屋として使っているんだそうです。行った時は満席だったので座敷には入れなかったのですが、次回はここでゆったりくつろいで見たいなと思います。

全体的には、トリエンナーレと併催だった昨年に比べると、今年の黄金町バザールは少し規模が小さくなったかな、という印象です。竜宮旅館もなくなり、昨年感じた遊園地を巡っているようなワクワク感は少し弱かったな、と個人的には思いました。ただ、こういったイベントは継続が大事です。基本的には好きなイベントなので、黄金町、日ノ出町がアートの街として定着するように、いろんな人を巻き込みながら是非これからも継続して欲しいと思います。
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