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渡辺貞夫 @Blue Note東京 [音楽]

水曜日、休暇をとって久々にBlue Note東京に。今回のお目当てはこの人、
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渡辺貞夫。前回聴きに行ったのが学生の頃のブラバスクラブですから、かれこれ28年ぶり(!)。渡辺貞夫も御年80歳を迎えました。光陰矢の如し、です。。いつもながら中を撮ることははばかられるので、チラシと整理番号の付いたコースターで代用すると、
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今回は5月にブラジルで録音されたニューアルバムを記念しての公演で、本人以外のメンバーは全てブラジルのミュージシャン。ベーシストは若干28歳の気鋭の若者でした。ブラジル色の強い演奏になるかと思いましたが、実際は最初から最後まで渡辺貞夫の音楽、高いテクニックに裏打ちされながらも、優しさと穏やかさに貫かれた、渡辺貞夫らしい音楽だった気がします。

演奏もさることながら、驚かされたのは80歳という年齢を全く感じさせないステージワーク。ステージに立つ時も颯爽と登場し、1時間余りのステージの中で一度も座ることなく、他のメンバーがソロを演奏している時もステージの袖でにこにこしながら彼らの演奏を楽しんでいる、そんな感じでした。ハンク・ジョーンズは90を過ぎても現役のピアニストでしたが、それを上回る境地まで行けるのではないか、そう思わせるステージでした。自分もこんな風に歳を取りたいな、、そう思いながら会場を後にした一日でした。
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