パームスプリングス(3) [二度と行けなさそうな場所]
爆撃機のハンガーで目にしたのは、双発のB25、
そして圧巻は、4発のB17。
先週飛行を終えたばかりで、まだオイルが滴っている状態でした。
機内ツアーをやっていたので、中に入ってみることに。ここは操縦室。
多くのアナログ計器が並んでいて、中央に過給機(ターボ)のスイッチが見えます。
そしてここは爆弾倉の上部。
爆弾倉の上部には、こんなつり橋のような通路があり、ここを通って機内を行き来するそうです。
この機体はまだ与圧装置がなく、話を聞くと、高度6000m以上の極寒の中での実際の戦闘は、想像以上に厳しい、凄惨なものでした。これは戦争の中のほんの一コマにすぎませんが、やはり戦争は遠い歴史の1ページに留まるべきで、今後はあってはならないと、改めて思いました。
パームスプリングからの帰路は、早朝の便でサンフランシスコ経由でした。
薄明のパームスプリングス空港です。
空港から飛び立つと、パームスプリングスの街が見る見るうちに小さくなり、砂漠の中に浮かぶその姿は、シャーレの中で培養されている細菌のような、そんなひ弱な存在にも見えました。この高度からは豪邸もフェラーリも見えません。自分の中の世界観を少しだけ変えるような、そんな体験でした。
パームスプリングスももう行く機会はないと思いますが、第2次大戦時の機体が実際に飛ぶところを米国のどこかのAir Museumで見てみたい、そんな夢はまだ持っています。
そして圧巻は、4発のB17。
先週飛行を終えたばかりで、まだオイルが滴っている状態でした。
機内ツアーをやっていたので、中に入ってみることに。ここは操縦室。
多くのアナログ計器が並んでいて、中央に過給機(ターボ)のスイッチが見えます。
そしてここは爆弾倉の上部。
爆弾倉の上部には、こんなつり橋のような通路があり、ここを通って機内を行き来するそうです。
この機体はまだ与圧装置がなく、話を聞くと、高度6000m以上の極寒の中での実際の戦闘は、想像以上に厳しい、凄惨なものでした。これは戦争の中のほんの一コマにすぎませんが、やはり戦争は遠い歴史の1ページに留まるべきで、今後はあってはならないと、改めて思いました。
パームスプリングからの帰路は、早朝の便でサンフランシスコ経由でした。
薄明のパームスプリングス空港です。
空港から飛び立つと、パームスプリングスの街が見る見るうちに小さくなり、砂漠の中に浮かぶその姿は、シャーレの中で培養されている細菌のような、そんなひ弱な存在にも見えました。この高度からは豪邸もフェラーリも見えません。自分の中の世界観を少しだけ変えるような、そんな体験でした。
パームスプリングスももう行く機会はないと思いますが、第2次大戦時の機体が実際に飛ぶところを米国のどこかのAir Museumで見てみたい、そんな夢はまだ持っています。
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