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ビュールレ・コレクション@国立新美術館 [アート]

この間国立新美術館の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」を観てきました。トリエンナーレ以外で美術館を訪れるのは随分久しぶりです。ビュールレ・コレクションはスイスの実業家ビュールレが生前収集した絵画コレクションで、今回その全点がチューリヒ美術館に移管されるにあたり、その前に日本で展覧会が開催されることになったそうです。

今回展示された64点の約半数は日本初公開だそうで、アングルに始まり、ドラクロワから、マネ、ピサロ、シスレー、モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンといった印象派、そしてブラック、ピカソといったキュビズムに至るまでの、錚々たる画家たちの作品が展示されていました。

絵を間近で見ると、油絵の筆のタッチなどが生々しく伝わって来ます。特にゴッホの「花咲くマロニエの枝」は筆使いから来る立体感が強く、印象に残りました。巨匠たちの絵を直接見るという体験は、やはり貴重なものでした。

そして、展示会の中で唯一写真撮影可だったのが、
180502 モネ 睡蓮.jpg
モネの「睡蓮の池 緑の反映」。幅4m程もある大作です。作品の前は黒山の人だかりで、静謐さを味わう術もありませんでしたが、20年以上前に行ったオランジェリー美術館の睡蓮を思い出しました。またオランジェリーに行きたくなりました。

国立新美術館でのもう一つの企画展、「こいのぼりなう!」も素晴らしいものでした。次に紹介します。
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