こいのぼりなう!@国立新美術館 [アート]
印象派展のあった1Fから、エスカレータで2Fに移動。人であふれた1Fとは違い、2Fは人もまばらで静かでした。
映画「君の名は」のデートシーンで一瞬登場したレストランも見えます。
この2Fで開催されているもう1つの企画展が、
こいのぼりなう!入口を入ると、
布地で作られた300匹ものこいのぼりが、広大な展示室の中を回遊していました。
こいのぼりはそれぞれ違う布地で作られており、同じものは一つもありません。
入口から入ってきたこいのぼりは展示室を一周して、
出口に向かって泳ぎ去るような、そんなレイアウトになっています。
館内には潮騒にも似たBGMが流れ、天井の照明は時々刻々変化します。展示室のそこかしこには、自由に形が変わる柔らかなクッションが置いてあり、クッションを選んでそこに寝そべって、ぼんやり上を眺めると、何だか自分が水底にいて、水面や回遊する鯉のぼりを観ているような、そんな錯覚にとらわれます。場所を変えて寝そべると、また違った景色が見えてきます。何か癒しの力を持つような、ある意味1Fの印象派展よりも印象に残るような、そんな展示でした。
入口の白いこいのぼりが様々に色を変えながら、最後に黒いこいのぼりになって出て行く様は、何かを示唆しているようにも見えますが、そこにはいろんな解釈の余地がある気がします。久々の良いアート体験でした。
映画「君の名は」のデートシーンで一瞬登場したレストランも見えます。
この2Fで開催されているもう1つの企画展が、
こいのぼりなう!入口を入ると、
布地で作られた300匹ものこいのぼりが、広大な展示室の中を回遊していました。
こいのぼりはそれぞれ違う布地で作られており、同じものは一つもありません。
入口から入ってきたこいのぼりは展示室を一周して、
出口に向かって泳ぎ去るような、そんなレイアウトになっています。
館内には潮騒にも似たBGMが流れ、天井の照明は時々刻々変化します。展示室のそこかしこには、自由に形が変わる柔らかなクッションが置いてあり、クッションを選んでそこに寝そべって、ぼんやり上を眺めると、何だか自分が水底にいて、水面や回遊する鯉のぼりを観ているような、そんな錯覚にとらわれます。場所を変えて寝そべると、また違った景色が見えてきます。何か癒しの力を持つような、ある意味1Fの印象派展よりも印象に残るような、そんな展示でした。
入口の白いこいのぼりが様々に色を変えながら、最後に黒いこいのぼりになって出て行く様は、何かを示唆しているようにも見えますが、そこにはいろんな解釈の余地がある気がします。久々の良いアート体験でした。
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