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アイスランド(2) [二度と行けなさそうな場所]

最終日の午後、最初に訪問したのは水力発電所。
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そして地熱発電所。
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写真は発電所のミニチュアです。発電所のプラントは日本製でした。アイスランドは日本同様火山国ですが、地熱の利用は日本以上に進んでいて、電力だけでなく温水の給水もこれで賄えるんだそうです。ちなみに写真の格好はウールの冬物ジャケットにタートルシャツですが、この時のアイスランドの気温は8月でも10度ちょっと、この格好でも凍えました。。

発電所を後にして向かったのが、
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世界遺産のシンクヴェトリル国立公園。湖畔の美しい景色が広がります。
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しかし最大の特徴は、ここが北米プレートとユーラシアプレートが生まれる場所である、ということです。
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この写真で、道路の両側にそびえる岩壁が、それぞれ北米プレートとユーラシアプレートです(どちらがどちらか、までは流石に覚えていません)。日本で沈降していくユーラシアプレートが、ここで生まれているのを思うと、何か縁を感じました。

次に向かったのは、グドルフォス。
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写真の山向こうに明るい灰色で見えている部分は、氷河です。グドルフォスは大きな滝があることで有名な場所で、それはダイナミックな眺めでした。
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滝の近くまで行くことも出来たのですが、ただでさえ寒い上に、水しぶきを被ると風邪を引いてしまいそうだったんで、遠慮しました。

この日最後に向かった場所は、ゲイシール。
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間欠泉で有名な場所です。当時のデジカメについていた、実に粗い動画で撮ったものですが、間欠泉の雰囲気がかろうじてわかるかと思います。


ちなみに、ホテルや訪れた場所の位置関係は、こんな感じです(出典:Google Map);
2005 Iceland.jpg
わずか半日のツアーでしたが、アイスランドの大自然を実感できたのは良かったです。ただその自然は、人の営みを容易に寄せつけない類の厳しい自然、という印象も受けました。夏の日の長さ、そしてそこから想像する冬の日の短さを考えると、日本での暮らしとはかなり異質な世界がそこにはあります。この地に長年住んで培われる世界観は、日本でのそれとは随分違ってくるだろう、そんなことを考えさせられる場所でした。
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