横須賀軍港めぐり [はじめての場所]
この間、以前から興味のあった横須賀軍港めぐりに行ってきました。
場所は京急汐入駅から徒歩約5分、まずCOASKA2階のチケット発券所に向かいます。
チケットは事前にスマホで予約していたので、名前と乗船予約時間を伝えて、チケットを発券してもらいました。発券所の横にはお土産コーナーがあるのですが、そこの壁には、
長年雑誌「ぴあ」の表紙を描かれていた及川正通さんの巨大な作品が。エルビスが大きく書かれていますが、よく見ると、隅の方に山口百恵や石原裕次郎、ペリー提督なども描かれています。往年の「ぴあ」を彷彿させる、懐かしい作品です。
乗船する船は、Sea Friend 7号。2階建ての比較的小さな船です。
乗り場からの、湾の眺めです。
写真真ん中あたりに、潜水艦が2隻、停泊しているのがわかります。
乗船したのは13時発のツアーだったのですが、平日だったこともあり、人数は14、5人くらいで空いていました。天気は悪くなかったので、全員2階のデッキに散らばって乗船し、出発です。
出発するころには、潜水艦の一隻が岸壁を離れ、後進しながら少し沖合の岸壁に停泊場所を移動していました①。
潜水艦が後進航行するのを見られるのは、非常に珍しいんだそうです。さらに沖合に進むと、今度はイージス艦2隻が停泊する岸壁が見えてきました②。
イージス艦は、艦橋に設けられた8角形のレーダーカバーが特徴的です。
イージス艦横を通過して、さらに沖合に出ると、東京湾が見えてきます③。
海の中に見慣れない構造物がいくつか見られますが、これらは船体の磁性を消磁する構造物のようです。潜水艦は船体の磁性も検知する能力があるらしいので、おそらく出港時に船体を消磁して沖合に出るのだと思われます。
写真中央やや左、入道雲の下あたりに小さな艦影が見えますが、これは帰投中のイージス艦「きりしま」なんだそうです④。
沖合に出て東京湾を眺めると、思った以上に東京湾は大きいことがわかります⑤。
対岸は都内や千葉なのですが、右手の千葉の工業地帯はうっすら見えるものの、都内の方はほとんど見えません。肉眼では一瞬スカイツリーが見えたりしましたが、写真ではとてもわからないレベルです。水平線のように見えなくもありません。いい眺めです。さらに進むと、
住友重機のドックが見えてきました⑥。この裏手に、長年お世話になった日産自動車の総合研究所2地区があります。自分にとっては懐かしい眺めです。ここから左に折れて、長浦湾に入ります。
長浦湾内も海上自衛隊の基地になっていて、進路方向右手の岸壁には、護衛艦と掃海艇母艦が停泊していました⑦。
ここには海上自衛隊の総司令部があるんだそうです。
湾内に入って振り返ると、住友重機のゲートが遠方に見えます⑧。
湾を抜け、吾妻島と陸地との間の新井掘割水路を通って、横須賀港に戻ります⑨。
水路を抜けた先の岸壁には、燃料補給船とイージス艦が泊まっていました⑩。
そこから沖合を眺めると、帰投中の「きりしま」の艦影が、大分大きく見えてきました⑪。
出発点近くに戻ってくると、今度は別の潜水艦が出港の準備です⑫。
こうして、45分間の短い船旅は、無事終了しました。
見学コース概略(Google Map上に自分で航路を作図したもの)と、撮った写真(文中〇で囲った数字)のおおよその位置は、次の図の通りです。
わずか45分の見学ツアーの間に様々な艦船の出入りがあり、日々の自衛隊の活動が、結構生々しく体感できました。各艦船の名称や役割など、ガイドさんのわかりやすい説明もあり、いろいろ勉強にもなりました。そして何より、良い季節に風に吹かれながら沖合の東京湾の海と空を眺めるのは、何とも心地良かったです。今回は「ひゅうが」や「いずも」のような大型護衛艦が見られなかったので、機会があれば、また見学に来てみたいと思います。
場所は京急汐入駅から徒歩約5分、まずCOASKA2階のチケット発券所に向かいます。
チケットは事前にスマホで予約していたので、名前と乗船予約時間を伝えて、チケットを発券してもらいました。発券所の横にはお土産コーナーがあるのですが、そこの壁には、
長年雑誌「ぴあ」の表紙を描かれていた及川正通さんの巨大な作品が。エルビスが大きく書かれていますが、よく見ると、隅の方に山口百恵や石原裕次郎、ペリー提督なども描かれています。往年の「ぴあ」を彷彿させる、懐かしい作品です。
乗船する船は、Sea Friend 7号。2階建ての比較的小さな船です。
乗り場からの、湾の眺めです。
写真真ん中あたりに、潜水艦が2隻、停泊しているのがわかります。
乗船したのは13時発のツアーだったのですが、平日だったこともあり、人数は14、5人くらいで空いていました。天気は悪くなかったので、全員2階のデッキに散らばって乗船し、出発です。
出発するころには、潜水艦の一隻が岸壁を離れ、後進しながら少し沖合の岸壁に停泊場所を移動していました①。
潜水艦が後進航行するのを見られるのは、非常に珍しいんだそうです。さらに沖合に進むと、今度はイージス艦2隻が停泊する岸壁が見えてきました②。
イージス艦は、艦橋に設けられた8角形のレーダーカバーが特徴的です。
イージス艦横を通過して、さらに沖合に出ると、東京湾が見えてきます③。
海の中に見慣れない構造物がいくつか見られますが、これらは船体の磁性を消磁する構造物のようです。潜水艦は船体の磁性も検知する能力があるらしいので、おそらく出港時に船体を消磁して沖合に出るのだと思われます。
写真中央やや左、入道雲の下あたりに小さな艦影が見えますが、これは帰投中のイージス艦「きりしま」なんだそうです④。
沖合に出て東京湾を眺めると、思った以上に東京湾は大きいことがわかります⑤。
対岸は都内や千葉なのですが、右手の千葉の工業地帯はうっすら見えるものの、都内の方はほとんど見えません。肉眼では一瞬スカイツリーが見えたりしましたが、写真ではとてもわからないレベルです。水平線のように見えなくもありません。いい眺めです。さらに進むと、
住友重機のドックが見えてきました⑥。この裏手に、長年お世話になった日産自動車の総合研究所2地区があります。自分にとっては懐かしい眺めです。ここから左に折れて、長浦湾に入ります。
長浦湾内も海上自衛隊の基地になっていて、進路方向右手の岸壁には、護衛艦と掃海艇母艦が停泊していました⑦。
ここには海上自衛隊の総司令部があるんだそうです。
湾内に入って振り返ると、住友重機のゲートが遠方に見えます⑧。
湾を抜け、吾妻島と陸地との間の新井掘割水路を通って、横須賀港に戻ります⑨。
水路を抜けた先の岸壁には、燃料補給船とイージス艦が泊まっていました⑩。
そこから沖合を眺めると、帰投中の「きりしま」の艦影が、大分大きく見えてきました⑪。
出発点近くに戻ってくると、今度は別の潜水艦が出港の準備です⑫。
こうして、45分間の短い船旅は、無事終了しました。
見学コース概略(Google Map上に自分で航路を作図したもの)と、撮った写真(文中〇で囲った数字)のおおよその位置は、次の図の通りです。
わずか45分の見学ツアーの間に様々な艦船の出入りがあり、日々の自衛隊の活動が、結構生々しく体感できました。各艦船の名称や役割など、ガイドさんのわかりやすい説明もあり、いろいろ勉強にもなりました。そして何より、良い季節に風に吹かれながら沖合の東京湾の海と空を眺めるのは、何とも心地良かったです。今回は「ひゅうが」や「いずも」のような大型護衛艦が見られなかったので、機会があれば、また見学に来てみたいと思います。
2021-06-30 18:32
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