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ライン川(2) [二度と行けなさそうな場所]

シュツットガルトを発って随分時間が経ったので、ローレライを過ぎたところにあるSt. Goarという街で休憩しました。こんなCafeに入って、一息です。
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Cafeを出た後、街中を通ってRheinfels城に向かいます。
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そして、Rheinfels城の入口に到着。
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ここは1245年に建てられた歴史あるお城で、ライン川流域では最大規模だそうです。当時もそうでしたが、現在も城の一部がホテルとして利用されています。ホテルの裏手には、城郭に登れる場所があり、そこを登っていくと、
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そこには、ライン川の絶景が広がっていました。
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出張の移動中に、たまたま先方の配慮で立ち寄った場所が、今思えば、ライン川の眺望の中でも目玉となるような場所でした。旅先では、こういった一期一会的な想い出がたくさんあります。改めて感謝です。
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ライン川(1) [二度と行けなさそうな場所]

これも随分前ですが、2001~2002年にかけて、ドイツのシュツットガルト近郊に何度か出張したことがありました。その地域では、景観保存のために昔の建屋の外観変更に厳しい制限が課せられていて、訪問先の企業も、建屋は100年以上前のレンガ造りの元兵舎の外観を保ちつつ、内装を近代的な開発拠点にふさわしい環境に造り替えていました。伝統と最新技術が共存しているのが、いかにもドイツらしいな、という印象を受けたのを覚えています。

当時宿泊したNestor Hotelも、同様にクラッシックな外観と、モダンな内装を併せ持ったホテルで、今まで宿泊した海外のホテルの中でも、一二を争うくらい、居心地の良いホテルでした。当時「写るんです」で撮ったホテルの夜景の写真が、残念ながら掲載に堪えないので、興味のある方は、下記HPを覗いてみて下さい。
http://en.nestor-hotel-ludwigsburg.de/

2002年の春、シュツットガルトで会議後、翌日デュッセルドルフの別事業所を訪問することになりました。両者間は確か400kmくらい離れていたのですが、現地の方は「車で行きましょう」と即答。「アウトバーンを使えば2時間ちょっとですから」。ドイツでは、500km圏内は車で日帰り出張、そんな感じでした。

会議後、いよいよ車で移動です。確かAUDIの2Lステーションワゴンに乗っての移動だったかと思います。アウトバーンに乗ると、時速190~200km/hで追い越し車線を巡航です。当時私が通ったアウトバーンは3車線よりも2車線の所の方が多く、右の低速車線は速度120km制限の大型トラックが列をなして走っているので、車線間の速度差が70~80kmあります。時々低速車線から乗用車が前方に入って来るのですが、その時はフルブレーキに近い感覚で速度を落とします。これは結構怖かったです(ドライバーは慣れっこの感じでしたが…)。アウトバーン走るには、ブレーキ性能が何より一番大事だな、と実感したものでした。

途中でドライバーの方が、「アウトバーンを降りて、ライン川沿いに行ってみますか?」と提案してくれたので、ご好意に甘えてそうすることに。当時はどの辺をどう通ったのかも全くわからなかったのですが、今改めて調べると、「ロマンチック・ライン」と呼ばれる、丘陵地帯に囲まれた風光明媚な地帯をドライブしたようです。

一般道に降りて、ライン川沿いの道を走ります。
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春だったので、桜が満開です。そして、道の至る所に中世の建築物が立っていました。

これは、川の真中に立っているお城。
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調べると、Pfalzgrafensteinという名前の城だそうで、1326年に建てられ、19世紀半ばまで川の税関として使われていたそうです。

そして、程なくローレライが見えてきました。
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ローレライと言うとロマンチックなイメージがありますが、見ての通り急峻な岩山で、昔から船の遭難の多い難所だったことから、いろんな伝説が生まれたようです。(つづく)
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ボールダー(2) [二度と行けなさそうな場所]

ボールダーでは、いろんなホテルに泊まりました。最初に行った時はBest Westernのモーテルに泊まったのですが、モーテルはホテルと違い、部屋の扉を開けるといきなり屋外。。まだ旅慣れていない頃だったので、結構ビビりました。その後何度か泊まったのが、Hotel Broker Inn.
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ここはやや割高でしたが、英国調のクラッシックなホテルで、居心地は良かったです。

当時のボールダーの街を今思い出すと、
・標高1600m以上の高地。ただ、普通に暮らしている分には空気の薄さは感じません。聞いた話だと、近くのコロラドロッキーズの本拠地球場は、空気が薄いのでホームランが良く出るんだとか。
・なぜかいろんな国籍の人がこの町で働き、暮らしています。その関係かレストランも多国籍で、米国の割には食生活は豊かな印象でした。そういえば、ここにはバッファローの肉を使ったハンバーガーもありました。通常のビーフと比べ、脂肪分が少なく、ヘルシーなんだそうです。
・地元の人曰く、「ここでは日本車のスバルがトップブランド」。至る所にスバルレガシーが走っていました。
てなところでしょうか。

当時の取引先は小さな小さな企業で、皆さん気さくな方でした。仕事が順調に早めに終わった時は、ドライブにも連れて行ってもらいました。これは、冬場のドライブの時の写真。
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一面の雪景色です。地元の人曰く、ここは7~9月以外はスキーが可能で、シーズンになると山の尾根伝いに山スキーをするんだそうです。一般道も非常に標高の高いところを走っていて、写真を撮った場所は、
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標高11,990フィート(!)の峠道。富士山にも迫る高さです。LovelandやKeystoneといったスキー・リゾートも車で走ってすぐの所にあり、スキー・スノボ好きにとってはたまらない場所だと思います。あいにく仕事で行ったので、流石にスキーはできませんでしたが(…残念)。

別の機会には、近くのビール工場の見学に連れて行ってもらいました。Coorsの工場がボールダー近郊にあるとは、この時まで知りませんでした。遠くから見た、工場の眺めです。
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見学の時の案内人は、機関銃のようにしゃべるのが早く、とてもわかりませんでしたが、最後に試飲したビールは美味しかったです。ここで購入したのが、CoorsのTシャツ。
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今でも時々着ていますが、クラッシックな絵柄が、なかなかいいです。

仕事の縁がなくなってからは、当然ながら久しく行っていません。ある意味アメリカらしくない、本当にいい場所なのですが、もう行く機会はないでしょうね。。
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ボールダー(1) [二度と行けなさそうな場所]

ボールダーは、米国コロラド州の都市で、標高が高いので、良くマラソン選手が高地トレーニングの場所として使っている場所です。2001~2002年に仕事の縁があって、4~5回は行ったでしょうか。

ボールダーへは、デンバー国際空港から入ります。ここは成田よりはるかに大きな空港で、巨大なターミナル間を地下鉄のようなシャトルが繋いでいます。一度クリスマス前に行った時は、シャトルターミナルの吹き抜けに、こんな飾り付けがしてありました。
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デンバーからボールダーへは、車で約1時間。Super Shuttleという、相乗りの大型ミニバンに乗って、ボールダーに入ります。当時のお金で$22ほどでした。ボールダーまでは、かなたにロッキー山脈が望める広大な原野を延々と走っていきます。
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この写真には載っていないのですが、土地の所々にピッチャーマウンドのようなすり鉢状の小山がいくつもあって、よくよく見るとその真中にプレーリードックが立っていたりします。昔の西部劇でしか見たことのないような風景が、そこにはありました。

ボールダーはロッキー山脈の麓の町なので、車でちょっと郊外に出ると、すぐ山の中に入って行きます。
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この写真にも少しだけ映っていますが、山道の途中には赤い岩が露出しているところがいくつもありました。聞くと、そもそもコロラド(Colorado)の名前の由来が、その岩の色を表わした「赤い色」というスペイン語から来ているんだそうです。
山道の途中に見晴らし台があり、そこから見下ろしたボールダー市街の眺め。
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市街地のかなたにどこまでも続く大地は、今でも強く印象に残っています(続く)。
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ストックホルム(2) [二度と行けなさそうな場所]

ストックホルム周辺の印象は、「岩の街」。いくつかの幹線道路は岩盤をくりぬいて作られていて、郊外に出ると、岩場の上に森林が延々と連なっているような、そんな風景が多かったです。一度12月に訪れたことがありますが、この時は3時過ぎくらいから真っ暗になり、緯度の高さを実感したものでした。

また、当時取引していた小さな企業の夏休みが40日もあって、その間仕事の連絡がとれないことに絶句したり(反面羨ましいとも思いましたが…)、多くの人々が自動車と同じようにクルーザーなどの船を所有していて(確か駐船料も年間1万円程度、日本のマリーナとはえらい違いです)、夏になると舟遊びに興じることが普通など、日本にはない生活の豊かさをいろいろ痛感したことも、印象に残っています。

ストックホルムでもう一つ印象に残っているのが、一度だけ宿泊したことのあるHotel J。このホテルはストックホルム東部郊外のNacka Strandという海辺の町にある、比較的小さなホテルです。ホテルに到着したのが早春の夜だったのですが、チェックインしたロビーにはほの暗い中、暖炉の火が赤々と燃えていて、欧州に来たんだな、と改めて感じたことを覚えています。

部屋の仕立ては、北欧らしさが良く表れているインテリアとデザイン。
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ベッドには普段使う習慣のないバスローブが置いてあったり、
バスルームもお洒落なデザインだったり、
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出張でただ泊まるだけではもったいないような、そんなホテルでした。

翌朝、外に出て近くを散策。中庭から見た当時のホテルの眺めです。
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ホテルのすぐ傍には、穏やかな海辺の景色が広がります。
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まだ早春だったので、少し寒々しい色合いではありますが。

このホテルは、現在でも営業しています。興味のある方は、下記をどうぞ。
http://eng.hotelj.com/

最後に、空港の売店で買った、ABBAのアルバムです。
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ABBAのアルバムで一番有名なのは、"Dancing Queen"が入っている"Arrival"だと思いますが、それではなく、個人的に思い入れのある"The Album"。ケースに残っている値札は、当時どうやっても取れなくて渋々残したものですが、今となってはこれもいい想い出です。

ストックホルム、出来れば気候のいい夏至あたりにまた訪れてみたい気はしますが、恐らく機会がないでしょうね。。。
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ストックホルム(1) [二度と行けなさそうな場所]

昔海外出張で訪れた先は、今思えば、二度と行けなさそうな場所ばかり。そんな場所をいくつか紹介したいと思います。今回は、スウェーデンのストックホルム。

ストックホルムには2001~2002年にかけて数回出かけました。もう10年以上前のことです。最初に訪れた時は、米国からオランダのスキポール経由で日曜日の朝ストックホルムに到着したのですが、何と手荷物が出て来ず。。結局手荷物はその日の夜にはホテルに届けられたのですが、これに懲りて、その後の出張はどんなに長い出張でも、手荷物は機内持ち込みにするようになりました。

そんなショックから立ち直れないまま、暇なので市内観光を。主にガムラ・スタンとその周辺を歩き回りました。これは対岸から見たガムラ・スタンの眺め。
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水の都らしい風景です。当時の写真はまだデジカメでなく、使い捨ての「写るんです」を使っていました(懐かしいですね)。これは、今度はガムラ・スタン側から見た、国立美術館です。
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ここには入って中の展示を見たのですが、当時の展示は、何か黒を基調にした暗い陰鬱な絵が多かったことを記憶しています。当時は、こんなバイキング風の舟も、川沿いに浮かんでいました。
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写真左手に写っている、塔のある建物はストックホルム市庁舎。
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ここで、ノーベル賞の授賞式が行われます。次の写真は、確か、スウェーデンの王宮。
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少し奥に入ると、欧州らしい石畳の路地が続きます。
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短い時間でしたが、北欧の清潔感のある美しい街並みを堪能することができました。

ブログを書く前にGoogle Mapのストリートビューでガムラ・スタンの中を少し散策してみましたが、建屋や街並みは行った当時撮った写真とほとんど変わっていない感じです。少し安心しました。
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